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女権革命と女権社会


女性が仕事と家庭の両方を選ぶべきだとして、
家庭を選べないようにするのは不合理だ。
女性の本質が家庭に適合的だからだ。
なのに、フェミニストは、なぜ、
女性が仕事も家庭も選ばなければならないとするのか。
女性が社会進出しなければならないとするのか。
女権革命の基盤となる権力を得るためである。
なぜ、建前上、男女平等だとして、
全分野において、
社会権力の半分を要求するのか。
男性と女性は、様々な分野において、
異なった適性を有するのが実態であるのに。
その理由は、まず、社会の半分を掌握して、
女権革命の基盤とするためである。

なぜ、最近、女性が国家の最高指導者の地位に就くと中々、
去ろうとしないのか<
去る場合も後継に女性を望むのか。
それは、主要国の指導者がすべて女性となり、
かつ多くの国々で女性が指導者となったときに、
彼女たちが揃って女権革命を宣言して、
女権社会を実現する手はずになっているためと考えられる。
女権革命を宣言して、女性が大同団結することにより、
現代版「女の平和」(ウィキベディア)を実現し、
その功績により、
女権社会へと突き進むと計画となっていると考えられる。

女権革命後の女権社会は
理想的な共生社会だという宣伝が行われているが違う。
多様性に秩序を与えるため、
カースト制に基づく社会となる。
そのカーストにより、女性が上、男性が下と社会的に決まる。
いまの社会は、原理上、政治、軍事、法曹、行政、経済、医療、科学、学問など、
どの分野でも、男性でも、女性でも、人間であれば、
誰もが最上層に行ける社会となっている。
 ところが、女権社会では、女系の女帝が君臨すると共に、
原理上、女性が政治、軍事、法曹、行政、経済、医療、科学、学問など、
すべての分野を支配し、
男性に主導権が移ることが決して無い社会となる。
政治、軍事、法曹、行政、経済、科学、学問などの分野は、
男性がその攻撃性を昇華させて善用することにより、
それらの発展に大きく貢献してきたのに、
その男性を排除する。

このような女権革命によって実現する女権社会とは、
『家畜人ヤプー』(ウィキベディア)の世界そのものだと考えられる。
『家畜人ヤプー』は単なる小説では無く、
予言の書と言える。
女権社会は、醜く歪んだ恐ろしく残酷な社会であり、
サディストの女性とマゾヒストの男性にとって、
理想的な社会だろう。


フェミニズムの最高指導者(she)は、
醜く歪んだ恐ろしく残酷な社会を実現させるために、
歴史上で悪事を重ねた「魔女」である。

例えば、神(He)は中世の魔女狩りなど全く望んでおらず、
教会にそんなことを命じることは絶対に無いが、
現在、悪事を働く「魔女」を憎んでいる。
そのことを「魔女」は教会に執拗に知らせた。
神と教会を貶めるためだ。

「魔女」は、その罪を神と教会になすりつけ、
自分の権力掌握の助けとしようとした。
この「魔女」は、キリスト教の黙示録では
「赤い獣に乗った女」に相当すると考えられる。


特に言いたい。
マスメディアの極左の男性記者は、
以上のような女権社会の本当の姿を知って、
フェミニズムを吹聴しているのだろうか。
知っていてフェミニズムに協力しているのならば、
彼等はマゾヒストと言えるだろう。

以上を前提として、
女権革命と女権社会を望まない人は、
女性に対して思い遣りのある優しい態度で接しよう。
あなたが女性に対して無慈悲な態度を取るならば、
それは、女権革命と女権社会に根拠を与えることになる。


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