前頁へ トップへ ラストへ 次頁へ


性同一性障害について


男らしさ、女らしさが見事に確立された社会で頻発する現象ではない。
男らしさ、女らしさが揺らいでいる社会で頻発する現象である。

現代は、左翼・フェミニストの活動の結果、男女の秩序が乱れている。
この男女の秩序の乱れが、ホルモンの異常等の生殖の異常につながり、
性同一性障害者の素質を持つ者が多く生まれていると考えられる。

そして、
男らしさ、女らしさが揺らいでいる社会では、男性が女性的な考え方をし、女性が男性的な考え方をすることに対する縛りが弱い。
そこで、男らしさ、女らしさが揺らいでいる社会内の或る男性を例に取ると、
その男性が自己抑制や他からの規制が働かずに女性の立場に身を置き女性的な考え方をし続けることで、女性的な考え方に脳神経が配線され(回路の取捨選択という形の配線も含む)、
女性的な脳ができあがってしまい、脳は女性、肉体は男性ということになってしまう。
考えることはそのような脳を作ることでもあるのである。

現代では、性同一性障害の素質を持った者が多く生まれてきて、
男女の秩序が乱れた環境の影響を受けて、素質を開花させるのである。
左翼・フェミニストの影響による男女の秩序の乱れた考え方・思想が母父の精神・心に影響を与えて、ホルモンの異常等の生殖の異常につながっているのである。
その生殖の異常が胎児の性、精神、心に悪影響を与えているのである。
男女の秩序の乱れが生殖における男女の性に悪影響を与えているのである。
伝統的な生き方・育て方をしていれば、このようなことは大部分なくなる。
社会が男女の美しい秩序を守っており、父母と家庭が男女の美しい秩序に従うなら、
ホルモンの異常等の生殖の異常は、大部分なくなる。
男女の美しい秩序の考え方・思想が父母の精神・心に影響を与えて、ホルモンの異常等の生殖の異常を抑えるのである。
生まれたきた子が男の子なら、生まれたそのときから、男の子らしい衣服、おもちゃなどを与え、男の子らしいしつけを行い、男の子らしい教育を施すべきなのである。
そうすれば、脳の回路が男の子らしく取捨選択される。
生まれたきた子が女の子なら、生まれたそのときから、女の子らしい衣服、おもちゃなどを与え、女の子らしいしつけを行い、女の子らしい教育を施すべきなのである。
そうすれば、脳の回路が女の子らしく取捨選択される。
男の子、女の子を区別する伝統的な育児・しつけ・教育を行っていれば、
性同一性障害の素質を持って生まれてきた子も、男の子は自分を男の子と認識し、女の子は自分を女の子と認識し、
性同一性障害の素質は開花せずに抑え込まれるのである。

左翼・フェミニストは自分たちの活動の結果、男女の美しい秩序を乱し、性同一性障害の不幸を作り出しておきながら、
その責任を頬かむりして、性同一性障害者のためと言って、男女の区別を攻撃する。
左翼・フェミニストの言うとおりにしていたら、性同一性障害者がますます増えていくだけである。

そもそも、左翼・フェミニストの言うように、男らしさ、女らしさを無くせばよいのか。
その結果、できあがるのは中性的な脳とそれぞれの性の肉体をもった人間であるが、
それは自分の肉体の男性、女性を補い統御する男らしさ、女らしさの原理を持たない動物的な人間である。
〈弱いものを守る、潔さ、卑怯・恥を知るなど〉といった男らしさは男の強さ・荒々しさをの欠点を補い統御するし、
〈道徳感の強さ、生活力の強さ、慎みなど〉といった女らしさは女の弱さ・優しさを補い統御する原理なのである。

男らしい態度や身なり、女らしい態度やみなりが確立されている社会では
性同一性障害の人が自己の体を傷つける必要性は減少する。
それは上に述べたように性同一性障害になる傾向が抑制されると共に、
性同一性障害になっても女の心を持った男性は女性の態度やみなりをすることで、
男の心を持った女性は男性のみなりや態度をまねすることで
それぞれ女性、男性としての擬似的なアイデンティティーを樹立できてそれで満足できるからである。
しかるに、男も女も同じ服装や態度をしていては服装や態度ではアイデンティティー確立できず、
自己の肉体を傷つけることになるのである。

前頁へ トップへ ラストへ 次頁へ